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2015/4/15

手首の痛み(腱鞘炎)

引き続きほぼ毎日のように、妻の産後の運動指導と

体幹のセッティングを厳しめに続けています

少しづつ、徐々に効果が出てきていますが、某ライ〇ップとまではさすがに無理ですね(笑)


さて、前回は産後の骨盤について書きましたが、今回は手首の痛みについて

つい先日にも同級生のママさんから

「手首が痛いねん・・・」とメールをいただきましたが

産後、子供を抱っこしているうちに手首が

特に親指側の出っ張った骨の上あたりが痛くなる・・・

といった症状で悩んだお母さんは多いのではないでしょうか?

(赤マルの部分が痛い)
 
 
 

これは手首の所で、腱鞘と腱が炎症を起こしているために痛みが出ます

これがいわゆる腱鞘炎というものです

医学的にはドケルバン病といいます


ちなみに

腱とは筋肉の末端部にあたる部分で、骨にくっついています

腱鞘とは、腱が通るストローのようなものです


抱っこをする時などに親指を伸ばしたり広げたりする動き(力を入れる)をする時
 
ストロー状の腱鞘の中を腱が滑るように動きます

ここに負荷がかかることで炎症を起こして痛みが出てきます

 
 


写真の赤マルの部分で炎症を起こして痛みが出ます

ひどい場合は赤くなって熱感があり、腫れている場合もあります

触るとしこりのようなものが触れることもあります

これも身体の使い方が偏っているために、負荷がその一か所にかかりすぎるために発症します

ここを痛めないことや、痛みがあるのを治すためには・・・

抱っこはするな!・・・とはさすがに言えません

しかし負担がかかることを控える必要はあります

継続して、繰り返しかかった負荷のリリースをすることや、日常生活動作を見直すこと

身体の使い方を見直すことです