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2018/9/12

走って起こる膝痛

秋です

朝晩は涼しくなってきました(^^)

秋といえばこの私の院の地域ではお祭のシーズンです

テレビでも放映されたこともある「だんじり祭り」の地域にあたります

有名なのは岸和田ですが、その周りの市町村にも「だんじり」という山車があり

秋の五国豊穣を祈念して、だんじりを曳行するのがだんじり祭りです

だんじりはひっぱって走るため、この時期になると「走り込み」として

高校生だけではなく、私のような年齢の人々も体力作りのために走ります(笑)

また、これから冬に向けては、マラソンシーズンにもなってきます

今年もフルマラソンにエントリーのためにトレーニングしないと!

さておき

そんな季節での「あるある」が走って痛める膝(>_<)

部活で通年走ったりしているのはさておき、この時期に走って痛める人が増えてきます

その多くは膝の外側が痛いと言われます

内側が痛い場合や裏側が痛い場合などもありますが

走って膝の外側を痛める場合に腸脛靱帯炎というものがあります

腸脛靱帯炎

腸脛靱帯2

青い部分が腸脛靱帯という大きな靱帯

ここで何度も負荷が加わることで痛めるものとされていますが

近年の研究では脂肪体などの絞扼性障害とも言われています

この腸脛靱帯はふとももの大腿筋膜張筋と連結して、骨盤までいたります

「走る」という動作は膝だけの運動ではなく全身運動です

脚の部分だけ見ても

足の指〜足首〜膝〜股関節〜骨盤までが

「走る」という動作で動くことになります

それに関与する筋肉は数多くあり、それぞれ連結して関節を動かしています

ということは

痛みのある部分だけにアプローチしても改善しません

身体の連動性、循環などを総合的に考慮したアプローチでこそ

きちんと改善、治すことができます(*^_^*)


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